砂糖スクラブと塩スクラブは何が違うのか?溶け方を実験してみた
肌のための「スクラブ」の種類には塩を原料としたソルトスクラブ(塩スクラブ)と、肌じゅん糖のような砂糖原料のシュガースクラブがあります。
ちょっと見ただけでは間違えてしまう砂糖と塩は、スクラブになっても見た目がとても似ています。でもとてもよく似ているけれど、ちがいが結構あるのです。
塩は粒子が粗く溶けにくいので、ごわつきの原因となる古い角質を取るのに利用します。
塩には発汗や引き締め効果も期待されますが、粒子が大きく角がある塩が使われていると「痛い」と感じることもあります。
また傷口に付くとご存知のようにかなり滲みてヒリツキ、しばらくはうずくこともあります。
砂糖は粒子は塩より比較的角が鋭くなく溶けやすい。すしこの温度で溶けてしまうので硬くなった古い角質をゴシゴシ取るのには適していません。
しかし肌当たりがよく比較的低刺激、保水作用もあるのでやさしくマッサージすると保湿作用も期待できます。
医療でも砂糖の保水性に着目し、傷を治療する際にも使われることがあるくらいです。
長期寝たきりの床ずれの治療に使用されたり、乳幼児の引っかき傷をシュガースクラブで緩和・軽減するなどに利用することも。
というわけでシュガースクラブと砂糖スクラブは、硬さ、溶けやすさ、有効利用目的が違うといえます。
どれだけ溶け方が違うか実際に写真を撮ってみた
じゃぁ、塩と砂糖はどれくらい溶け方が違うのか知りたくなったので水をたらして経過を見てみました。(ヒマな訳じゃないんです。好奇心が・・・・www)
では溶け方の違いをごらんくだい。
塩もそれなりに溶けていますがほとんど原型をとどめています。これでジャリジャリやってしまうと硬い角質以外は傷が付きそうですね。
やはり敏感肌や肌の弱い方は砂糖スクラブで優しくマッサージするようにしないと後が大変なことになりそうです。
ソルトスクラブ、シュガースクラブは使う部分や目的によって使い分けましょう♪
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